地毛の前髪ではうまくまとまらない、ナチュラルにイメチェンしたい、そんな人におすすめなのが前髪ウィッグです。
前髪部分にだけウィッグをつけるなんて、なんだか不自然にならない?という疑問にお答えします。
前髪は顔の印象を左右する大事なパーツ。自然な前髪ウィッグのなじませ方のコツを知ることで、よりお洒落に変身できますよ。
前髪ウィッグにはつむじありとつむじなし(スタンダードタイプ)の2種類があり、それぞれの特徴と自然な前髪ウィッグのなじませ方をご紹介します。
つむじありの前髪ウィッグ
前髪ウィッグにはつむじありかなしかで大きくわけて2通りのタイプがあります。
つむじがついているタイプの前髪ウィッグは、まるで本物のような人工皮膚でできたつむじがついています。ウィッグをつけた周りの髪ととても馴染みやすいようにできているので、テクニック要らずでつけるだけで自然です。


- つむじは、本物の頭皮のように自然な質感の分け目と生え際を表現。
- ネット部分に1本1本手植えを施したことで、ふんわり自然な毛の立ち上がりを表現。
- 量感を調整したことで、ウィッグ特有の重みを軽減し、地毛との馴染みやすさがアップ。

つむじあり前髪ウィッグをより自然に見せるには
おろした髪にも自然になじむように作られているつむじ付き前髪ウィッグですが、地毛とウィッグを一緒に結んでヘアアレンジをするとより一層ナチュラルに可愛く仕上がりますよ。つむじ付き前髪ウィッグをつけてヘアアレンジした例をご紹介します。

ぱっつんサイドロングバングのつむじ付き前髪ウィッグはサイドに長い髪がついているので自然に顔周りに後れ毛ができて、アップヘアやハーフアップにするととても自然です。
前髪はぱっつんになっているので、ウィッグをつける位置を少し前側にすると長めの前髪に、少し後ろ側につけると短めの前髪になって可愛いです。おでこの広さやお顔立ちによっても好みはあると思いますが、もちろん自分でお好みにカットしてもいいですね。
 ふんわりサイドカールバングのつむじ付き前髪ウィッグは、全体的にカールがついていて甘めのテイスト。
ふんわりサイドカールバングのつむじ付き前髪ウィッグは、全体的にカールがついていて甘めのテイスト。
サイドの髪もくるんとカールがついているからアイロンやコテで巻いたりしなくてもいいのが楽です♪朝忙しいときにもウィッグがあるととても便利です。
つむじ付き前髪ウィッグをつけたら1つ結びにしてサイドの後れ毛を垂らすだけで自然なカールのヘアアレンジが完成です。簡単なのにとっても色っぽい雰囲気になりますよ。
つむじのないスタンダードな前髪ウィッグ
つむじのない普通の前髪ウィッグってなんだか貼り付けてるだけのように見えない?とご心配の方には、ちょっとした方法で前髪ウィッグを自然に地毛となじませるコツがありますのでご紹介します。
地毛とウィッグの境目を上手にぼかすことで自然な雰囲気にスタイリングできます。
前髪ウィッグの自然なスタイリングの方法は二通り。ご自分の髪の量やなりたい雰囲気にあった方法で試してみてくださいね。
前髪ウィッグのなじませ方
地毛の前髪にある程度量感のある方にはこちらの方法で十分に前髪ウィッグを自然になじませることができます。

ウィッグをつける前に、地毛の前髪を少しよけておきます。ダッカールなどがあると便利ですね。なければゴムやピンを使ってよけておいても大丈夫ですよ。そこに前髪ウィッグをつけます。
前髪ウィッグのつけ方はこちらをご覧ください。
裏側についているクリップでパチンパチンと留めるだけなのでとっても簡単ですよ。

前髪ウィッグをつけてから、よけておいた髪をかぶせ、コームなどでウィッグと髪を一緒にといてください。ウィッグと地毛を一緒に梳くことで自然になじみますよ!
もっとふんわり前髪ウィッグをなじませたい

前髪ウィッグをもっとふんわりとなじませたい場合や、地毛がワンレングスなどで前髪なしのヘアスタイルの方、さっきの方法ではスタイリングがうまくいかない場合は、前髪ウィッグ周りの地毛をクロスさせることでふんわりさせる方法もあります。
前髪ウィッグをつけたら、地毛を両手でそれぞれ少しずつつまみます。

つまんだ髪を交差させ、クロスした髪を前髪ウィッグの境目にかぶせます。毛束を軽くほぐしてスタイリングすると自然な毛の立ち上がりができ、地毛と前髪ウィッグの境目を隠すことができますよ。

 
					
         
		        
	            